2016年01月05日

かつて主流のスウィングトレードが廃れた理由

現在はスキャルピングを中心とする短期のトレードが主流ですが、かつては、比較的長い時間ポジションを保有するスウィングトレードが主流だったことがありました。

2008年9月にリーマンショックが起こると世界経済は減速、欧米などの主要国は軒並み政策金利を引き下げました。

リーマンショック以前は、デフレで金利が低かった日本以外の国は、金利が高く、しかも円安トレンドでした。

金利差が大きかったため、スワップポイントが現在より大きかったので、外貨を買う取引をすれば、円安になることで為替差益を得られるだけでなく、多額のスワップポイントにより金利収入を得られたわけです。

しかし、リーマンショックを境に日本円と他通貨との金利差が縮小、円安トレンドが円高トレンドに転換したため、この手法は通用しなくなりました。

なぜ、過去のことを説明したのかというと、トレード手法にも栄枯盛衰があり、相場の流れが変わると、トレード手法を変える必要があるからです。




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2015年12月13日

テクニカル分析とは

テクニカル分析とは、トレーダーが金融商品の値動きを読むために使う枠組みのようなものです。
トレーダーはテクニカル分析を使うことで、時系列の価格データを分析することができ、相場の状況をつかみ、今後どのように価格が推移していくのかを予測します。
テクニカル分析の根底に流れる理論は、以下のようなものです。
ある金融商品に関係する全ての事象の影響は、その金融商品そのものの価格に織り込まれる。それならば、価格データを分析するだけでトレードする為に必要なすべてが得られるはずだ。
「歴史は繰り返す!」
ということわざがありますが、テクニカル分析というのは、ようするにそういうことです。
あるサポートラインで過去に何度もチャートが反転しているなら、トレーダーはそのサポートラインを注意して観察し、トレードに活かそうとします。
ある移動平均線でチャートが反応することが多いなら、トレーダーはその移動平均線を売買シグナルに使おうとします。
あるローソク足のパターンが出たあとに特定の値動きがでることが多いなら、トレーダーはそのローソク足パターンを利用します。
ローソク足のパターン分析(プライスアクション)、フィボナッチ、レジスタンスライン/サポートライン、エリオット波動、移動平均線やストキャスティクスのようなテクニカル指標など、テクニカル分析にはさまざまな方法があります。
時系列の価格データを分析し、過去に何度も起きたパターンを見つけ出し、それを使ってトレード手法を作ります。そして過去と同じような値動き出るのを期待する。
テクニカル分析とは、要はそういうことです。
FXのトレードで、テクニカル分析といえば、大抵の場合はローソク足チャートやそこに付随するテクニカル指標を分析することです。ローソク足チャートが良くつかわれる理由は、ローソク足チャートが時系列の価格データを視覚化するのに一番簡単で分かりやすいからです。
ローソク足チャートを分析すれば、今相場で発生しているパターンを一瞬で認識することができ、期待値がプラスのトレードチャンスをつかむことができます。
理解しておきたいのは、テクニカル分析が機能するのは、多くの人が同じような設定のローソク足、同じような設定のテクニカル指標を見ているからです。
多くのトレーダーが移動平均線を使っているから、移動平均線のデッドクロスやゴールデンクロスが(状況によっては)上手くいくのです。

だれも見ていないような「魔法のテクニカル指標」を使うと、ほんの少数のトレーダーしかそのテクニカル指標を見ていないので、相場はそのポイントを無視します。
ですから、私が思うに、だれかが開発した「秘密のテクニカル指標」や「魔法のテクニカル指標」といったものはほとんどの場合機能しないし、ナンセンスだと思います。
ただし、そのような広く知られていないテクニカルでも、それが全く違う角度から相場を分析する類の物であれば、それは意味があると思います。「全く違う角度から」というのは、同じ価格データーを複雑な計算式でこねくり回す類ではなく、他の市場のデータや市場全体の値動きを総合的に分析しようとするタイプのものであったり、出来高や時間などを分析するものであれば、広く知れ渡っているものでなくても、それは役に立つ場合があると思います。あとは、一般トレーダーの間では知れ渡っていなくて、機関投資家の間で使われているテクニカル分析もそうです。
あと、テクニカル分析は主観的だということも重要です。完全に客観的で、誰が見てもその解釈が変わらないという類のものではないのです。
2人の世界最高レベルの勝ち組トレーダーが、同じ通貨ペアの5分足チャートを20本移動平均線を使って分析したとしても、彼らがトレードの方向性に関して同じ結論を出すわけではないということです。全く逆の結論を出すことも多々あると思います。そして彼らは、長期的にみるとどちらも正しいのです。
ですから、テクニカル分析を使ってトレードするうえでとても大切なことの一つは、自分の使うテクニカル分析のコンセプトをしっかりと理解し、自分なりの分析方法を身に付け、自分なりの一貫した意思決定を行うべきだということです。




posted by FXマニア at 21:29| Comment(0) | FX応用編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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